バックアップサービサーとは?
バックアップサービサーというのは、資産・債権の流動化において、本来のサービサーが信用不安等で業務の遂行ができないときに、サービサー業務を引き継ぐ者のことをいいます。
バックアップサービサーの必要性は?
証券化商品の投資家というのは、購入した資産の信用力に頼って投資を行っています。
しかしながら、サービシングをオリジネーターが引き続き行っているスキームですと、オリジネーターが倒産してしまった場合には、投資家への利払い・償還に支障が生じてしまいます。
そこで、このようなことを回避するために、特に格付けを取得する証券化において、格付機関がそういった場合に備えて、「サービサーの交代」を当初から仕組みの中に組み込むことが多いのです。
そのため、バックアップサービサーの格付が要請されています。 |