根抵当とは?
根抵当というのは、「根抵当権」ともいいますが、継続的取引契約に基づいて発生する、不特定多数の債務(債権)についての保証のことをいいます。
ちなみに、根質や根保証も含めて「根担保」といいます。
抵当権と根抵当権
通常、抵当権が特定の債権を担保するのに対して、根抵当権は増減反復して発生する債権を担保するため「銀行取引によるいっさいの債権」「手形・小切手上の債権」のように、被担保債権の範囲を画する必要があります。
消費者向けの根抵当権は?
消費者向けには、住宅ローン融資に際して根抵当権を設定し、ローンの返済が進み残高が減れば、極度額まで自由に借入れができる「住活ローン」などに利用されています。 |