所得税から住民税への税源移譲について
平成18年の税制改正によって所得税から住民税への税源移譲が行われました。
それによって、平成19年1月からは、所得税率が引き下げられ住民税率が引き上げられました。
住宅ローン控除というのは所得税だけの税額控除ですから、これですと所得税額が少なくなってしまう人の場合その恩恵が受けられません。
というわけで、平成19年の税制改正では、従来の10年の控除期間に対して、控除税率を引き下げた15年の控除期間を創設しました。
これにより、住宅ローン控除を受けようとする人は、控除期間10年と15年のいずれか有利な方を選択して適用を受けることができます。 |